プロフィールで惹かれた男性が次々と断わる、東大卒・年収1500万「40代女性医師」のとんでもない婚活
また、職場で子育て中の同僚が早く帰り、そのしわ寄せを独身の自分が受けることにも不満で、「独身は割が合わない」とも言います。 そんなとき、書店でたまたま私の著書を見かけたのでパラパラ眺めて、「これくらいなら私も結婚できそうだな」と思ったそうです。終始「私は東大卒の優秀な医師。選ぶ立場であって、選ばれる立場ではない」という態度。 20代から「先生、先生」と言われ続けてきたことも影響しているのでしょうか。 カウンセリングでは、「あの男性は頭が良くないです。話す内容がくだらない」「こっちの男性は要領が悪いから年収が低いんだと思います」などと相手を見下してばかり。
「でも、その男性と4回もお会いしましたよね。それはどういうつもりで会っているのですか」と尋ねると、「一応、キープしてるだけです」と美咲さん。高年収の割に「デート代、私が100円多く払ったんですよ」と意外とお金にも細かいところもあります。 ■「自分より年収は低くていい」と言いながら 美咲さんを含め、結婚相談所に入会している40歳以上の女性の年収は、日本人の平均年収よりかなり高い。そういった女性の多くは「自分より年収は低くていいので、『子どもはいらない』という年下の男性がいい」と言うのですが、それでいて職場の同世代男性や同僚女性の夫とお見合い相手を比較しがち。
「自分より年収は低くていい」と言いつつ、周りの2000万円を稼いでいる男性たちと社会的地位や身なり、生活レベルを比べてはお見合い相手に不満を抱き、交際に進まないというケースがよくあります。 一方で、希望している20代、30代の男性は40代女性をなかなか求めないという現実も。そこでミスマッチが起き、婚活は難航します。 美咲さんには「態度を改めてお相手に歩み寄る姿勢を見せない限り、お見合いから先に進めませんよ」と何度も伝えていますが聞き入れない。もう10人以上、交際不成立が続いています。