【びわこボート・GⅡ秩父宮妃記念杯】遠藤エミ 特別インタビュー/「またいつか、グランプリへ」/10月15日開幕
何もできなかったグランプリ
――刺激になりますか。 「そうですね。うれしいのはもちろんですし、自分も頑張らなきゃという気持ちになりますね」 ――その中で目標として定めるものはありますか。 「もう一度グランプリには行きたいですね。チャンスがあれば、またいつか、いつか…(笑)」 ――やはりグランプリは格別の舞台でしたか。 「初めて出場した前回のグランプリ(22年、トライアル1stステージで敗退)が、とにかく悔しすぎる結果でした。何もできなかったので…。自分の甘さも出ましたし、もっと強くなりたいと思いました。だからもう一度、いつか出られたらいいなって思いながら日々、仕事に取り組んでいます」
全国どこでも常に全力
――今年の賞金ランキングは25位(1日現在)。今がそのチャンスです(グランプリ出場権は1~11月の賞金上位18人)。 「はい。でも、そんなに簡単に行けるものではないのがグランプリなんです」 ――その点でも重要な一戦になる地元のグレード戦。初日ドリームの1号艇を任されました。 「え、私でいいんですか(笑)。少しでも賞金の上積みが欲しいし、地元だし、いい結果を残せるように頑張ります」 ――地元戦には他場とは違った気合が入りますか。 「全国どこに行ってもレースは全力です。やることは変わりませんから、地元だから特別こうしようとは思わないです。あまり熱くならずに、自分らしく冷静にレースがしたいです」 ――豪華メンバーの一戦に、地元以外のファンも訪れそうです。観戦がてらの滋賀の見どころを教えてください。 「近江八幡市の八幡堀めぐりがオススメです。映画の撮影に使われることもあって、とても雰囲気がいいですよ。屋形船に乗って風情のある景色を楽しんでみてください。あと私の出身の日野町も、のどかな街並みが良くて、とてもいいところですよ」