出入り口2つの「クローゼットがLDKそばにある間取り」で、家事ラク&片づく家に
子どもたちがオモチャを片づけるようになった
和室は子どもたちの遊び場になっています。クローゼットは、この和室からも直接行き来できるので、子どもたちもオモチャを取り出しやすく、片づけもしやすい様子。 現在、この和室は子どもの寝室がわりになっています。ですから、夜は必ず自分たちで片づけをしています。もし動線が長かったら、片づけをする習慣は、身についていなかったかもしれません。
寝室との間のドアは採用しないでよかった
こちらはリビングからクローゼットと寝室(奥)を見たところです。じつは当初、寝室からもクローゼットへ、直接出入りできるようにする案もありました。設計士もその方が使いやすいのではないかとのこと。 しかし、壁を削ってドアをつけると、そのぶん収納が減ってしまいます。もともと寝室とのアクセスは悪くないため、その案は不採用に。 寝室側にドアを設けることには、もうひとつ気がかりなことが。ドアをつくることで、寝室への音漏れがあるのではないか、と思ったのです。 和室は現在、プレイルームとして使用しています。間にクローゼットがあるとはいえ、ドアがあると、日中騒がしいはず。仕事柄、夜勤明けに仮眠をとる筆者は不安でした。 ドアをやめて壁にしたことで、音漏れはそれほど感じません。仮眠もしっかりとれています。
LDK側のドアを折れ戸を採用したことは後悔
大満足のクローゼットですが、後悔していることもあります。そのひとつが、LDK側のドア。通路が狭く開き戸だと、換気のためにドアをあけたままにするのは、難しくなります。 希望していた引き戸は、設計士に「出入り口横の壁の幅が狭いため無理」と言われ、折れ戸を選択しました。 それでも、あけているとやはり通路幅は狭くなります。また、複雑な形をしているので、子どもが足の指をはさんでケガをしてしまうことも。 筆者も何度か腕をぶつけています。新生児を抱っこして寝室に行くときは、ドアに注意しないといけません。 妻が「来客時に丸見えになるからドアがないとイヤだ」と折れ戸を採用しましたが、出入り口が多少狭くなっても引き戸にするか、ロールカーテンを採用する方がよかったと感じています。