50代、「1日1捨」を11か月続けて革命が起きた。ものが減る以外の絶大の効果も
●4:決断スピードがアップ
家の中が整うと生活空間の雑音が減り、「空間」「時間」「心」に余裕ができたことで頭のなかまでスッキリ。毎日ものを手放す度に自分と対話しているので、ものを通して自分が見えてきました。捨てる・捨てないを決める作業が意思決定のトレーニングにもなったようです。ものを手放すことで自分らしさが明確になり、決断も早くなった気がします。
50代はものと向き合う「手放し適齢期」
50歳前後は仕事やプライベートなどで変化起きやすく、老後の生活が現実感を持ち始める時期でもあります。人生の後半戦に向けて自分と向き合いつつ、ため込んできたものを手放すのにちょうどいい時期かも知れません。 私は「1日1捨」のおかげで少しずつ「自分にとって不要なもの」「大切なもの」が見えてきました。筋トレと同じでコツコツ続ければ、捨てる力が身につきます。自分にとって要・不要は自分を知らなければ判断が難しいですが、捨てたものを確認することで逆に自分にとって大切なものがなんだったのかが見えてきました。手元に残したものが自分にとって必要なもの、気に入ったもの、それが自分らしさだとわかったのです。 まだまだ現役で活躍する忙しい50代、1日に1つ手放すだけなら手間も時間もかからず、体力・気力もそれほど必要ないので取り組みやすいと思います。習慣化すればものが徐々に減っていき、住まいも頭のなかもスッキリします。捨ててみて初めて「いらなかった」と気づいたり、捨てた後のさっぱり感が心地よく、終活にもつながるので50代からの1日1捨、オススメです。
きんの