【ボルボと海の健全性】 パートナーシップの延長を発表 ジ・オーシャンレースと共同ミッション
25年以上にわたりパートナー
ボルボ・カーズとジ・オーシャンレース(The Ocean Race)は共に、よりサステナブルな未来への強いコミットメントを共有し、自然生態系と生物多様性の回復と保全を含め、必要とされる場所で実際に変化をもたらし、貢献することを目指している。 【写真】ボルボ・カーズとジ・オーシャンレース(The Ocean Race)と最新ボルボのクルマをみる (76枚) 25年以上にわたりジ・オーシャンレースのパートナーであるボルボは、海との自然な関係を築いてきたと語る。このパートナーシップの延長により、海の健全性とそれが人や地球に与える重大な影響に関する共通の関心事について、共に取り組むことができるようになると述べた。 ■ボルボCEOであるジム・ローワン 「ボルボが信じていることや取り組んでいることは、車という枠を超えたものです。同様に、ジ・オーシャンレースやセーリングも単なる競技を超えた存在です。ですから、このパートナーシップは自然な発展と言えます。ジ・オーシャンレースと共に、海の健全性と権利について、より大きな声を発信していきたいと考えています」と述べる。 ■ジ・オーシャンレースのレースチェアマン リチャード・ブリシウス 「スポーツは世界を変える力を持っています。地球を一周するレースに参加すると、大きな夢を描くことを学び、そして地球上のすべての生命が海に依存していることを実感します。 ボルボとは共通の大きな目標を持っており、今日、私たちは誇りをもって、その目標に向けて大胆で新しい旅を共に始めます。私たちの夢は、すべての人々の利益のために、健全な海を実現することです」と語った。 新たな10年にわたるパートナーシップの延長により、ジ・オーシャンレースとボルボは協力して、重要な海洋生態系の回復と保護のための世界的な取り組みをさらに拡大し、また、スポーツと人々の力を活かして、より健全な海を実現するための変革を促進し、インスピレーションを与え、提唱していくと発表している。
ジ・オーシャンレースについて
1973年以来、ジ・オーシャンレースは究極のチームテストと他に類を見ない人類の冒険を提供してきた。50年間にわたり、このレースは神話的な存在として偉大なセーラーたちを魅了し続け、伝説的な選手たちを輩出してきたという。 第14回ジ・オーシャンレースは、2023年1月15日にスペインのアリカンテからスタートし、世界各地の象徴的な9都市を巡った後、7月1日にイタリアのジェノバでグランドフィナーレを迎えた。レース中には。スキッパーのチャーリー・エンライトが率いるアメリカの11th Hour Racing Teamが、初めてフライング、フォイリングの記録を持つIMOCA艇で争われたこのレースで優勝した。 2023年に50周年を迎えたジ・オーシャンレースは、2025年のジ・オーシャンレース・ヨーロッパ、2026年のジ・オーシャンレース・アトランティック(ニューヨーク~バルセロナ)、そして2027年にスペインのアリカンテからスタートする次回の世界一周レースの開催を予定している。 ■ジ・オーシャンレースにおけるサステナビリティ ジ・オーシャンレースでは、サステナビリティへの確固たるコミットメントを持っており、セーラーやチーム、主要なステークホルダーの支援と協力のもと、行動を促し、具体的な成果を生み出しているという。 サステナビリティの分野における受賞歴に裏付けられたと我々の革新的な「Racing With Purpose」プログラムは、海の健全性を回復するための革新的な解決策を加速させながら、前向きな変化をもたらすカタリストとなっていると締めくくっている。
AUTOCAR JAPAN(執筆)