両国の協会が15日開催合意 インドネシア戦
日本サッカー協会は7日、2026年W杯アジア最終予選の日本代表27人を発表した。第5戦・インドネシア戦(15日、ジャカルタ)と第6戦・中国戦(19日、福建省アモイ)をともに敵地で戦う。 アジア最終予選の第5戦は多くが14日に予定される中、日本とインドネシアの一戦だけ15日に設定された。登録メンバー27人中23人が欧州組の日本同様、インドネシアも欧州組の帰化選手が多く名を連ねる。時差などの調整も考慮し、両国のサッカー協会が15日の開催で合意したという。 日本協会の山本昌邦ダイレクターは「日程のすべてを整えるのは難しい作業。インドネシア協会といい関係があるからこういう調整ができている」と説明。森保監督は「1日長く練習できるのはありがたい。日本、欧州から行ってもかなりの気温差、気候の違いがある。現地の環境に合わせる時間が多いのはよりいい状態で試合に臨める」と歓迎した。 通常の2連戦の場合、第1試合終了後、未明に次の開催地へチャーター機で移動を開始するが、今回は違う。試合後は宿泊先に戻り静養、翌朝にチャーター機で中国・アモイへと出発する。移動でも選手のコンディションを考えた遠征となる。(一色伸裕)