【動画】31日の天気 - 7月最終日も炎暑 熱中症警戒 東北・北陸は8月入ってすぐ梅雨明けか(30日19時更新)
7月最終日となる31日(水)も危険な暑さが続きます。九州から関東にかけての26都府県には熱中症警戒アラートが発表されていますので、こまめな水分補給を徹底して過ごした方がいいでしょう。東北や北陸では8月1日(木)以降晴れる日が続くため、8月に入ってすぐに梅雨明けの発表がありそうです。
30日(火)も危険な暑さに
30日(火)は大分県豊後大野市犬飼(いぬかい)で39.2℃と40℃に迫る最高気温を観測し、1977年からの統計開始以来1位の記録を更新するなど危険な暑さが続いています。 この先も猛暑トンネルの出口は見えそうにありません。7月最終日となる31日(水)も、体にこたえる暑さが続く予想です。
7月最終日31日(水) 約200地点で猛暑日予想
31日(水)の朝から気温は高く、最低気温は沖縄から東北南部にかけて25℃を下回らない熱帯夜になるでしょう。 昼間にかけて気温はぐんぐんと上がり、最高気温は関東から西の約200地点で35℃以上の猛暑日となりそうです。東京都心36℃、大阪・名古屋37℃、高知・甲府・静岡県浜松市では38℃と人の体温を超えるような危険な暑さが予想されています。 暑さの警報に値する熱中症警戒アラートが、九州から関東にかけての26都府県に発表されています。周囲と声を掛け合いながら、こまめな水分補給を徹底して過ごした方がいいでしょう。
暑さの要因の1つは、朝からよく晴れる所が多いからです。午後は関東を中心に急な雷雨の可能性がありますので、空模様の変化にご注意ください。記録的な大雨となっている東北でも多少晴れ間が出る見込みですが、湿った空気の影響で急に弱い雨が降り出す可能性があります。
8月入っても止まらぬ猛暑
関東から西では、8月に入っても最高気温は35℃以上が続き、猛烈な暑さはおさまりそうにありません。 東北や北陸では8月1日(木)以降は晴れる日が続き、暑さがレベルアップするでしょう。そのため8月に入ってすぐにも、平年より遅い梅雨明けの発表がありそうです。これまで以上に、熱中症に気をつけた方がいいでしょう。 (気象予報士・鈴木悠)