熊本地震で動物病院を「ペット同伴の避難所」に…一時230人受け入れ底をつく物資、支援求めたが断られ
2日後の16日午前1時25分に発生した本震では、前震以上の人と動物が押し寄せ、受け入れ者数は一時、約230人に上った。深刻なけがをしたペットも多く、相次ぐ揺れによる興奮状態で熱中症を引き起こし、命を落とす猫もいた。
物資も届かず、備蓄していたペット用の医療品やペットシーツなどは1週間ほどで底をついた。他県の獣医師会に協力を呼びかけたが、個人経営の動物病院に支援はできないと断られた。そんなピンチを救ってくれたのが、避難所に身を寄せた飼い主たちだった。