豪雪で倒れた切り株から芽が…「諦めない精神がサクラに」よみがえった“足羽川堤防のサクラ”を神社に植樹【福井】
福井テレビ
2011年に福井県内を襲った大雪で、福井市足羽川の堤防のサクラの木数本が倒れました。しかし翌年、このうち1本の切り株から芽が出て、今では大きな木になるまでに育ちました。このサクラの木がこのほど、福井市内の神社に植樹されました。 植樹は、サクラの保全に取り組む福井商工会議所・青年部の創立50周年と、青年部OBによる「あじさい会」の創立35周年を記念して行われました。 足羽川の堤防では、2011年に大雪でソメイヨシノが倒れ、福井商工会議所青年部とあじさい会は、その年にこの木を使ってボールペンやシャープペンシルを製作して販売し、収益はサクラの保全や植樹などに役立てました。 実は、この事業で残った切り株を保管していたところ、翌年に芽が出始め、これまでに高さ5~6メートルに成長したということです。 福井商工会議所・青年部の細川正人会長は「色々な困難や災害が起きてきたが、諦めない精神がサクラにあり咲いてくれたのだと思う。50年後、100年後に大きな花を咲かせもらえるよう見守り続けたい」と語りました。
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