すれ違いの原因は、性格ではなく話がかみ合っていないから。差し入れがあったときに「一番先に選んでいいよ」と言われると選べない…。苦手意識がなくなる受け止め方とは?
誰かの言動にモヤっとすることはありませんか?稲葉真由美さんいわく、「嫌なヤツ、あの人とは合わない」と思っていた相手でも「受け止め方」を変えるだけで、その見え方は180度変わるとのこと。今回は、相手の言動の意味を分析し、ストレスにならない「受け止め方」を紹介します。 【書影】ストレスにならない「受け止め方」を紹介『性格が合わないんじゃなくて話がかみ合っていないから』 * * * * * * * ◆無計画で出かける ●相談しながら進むのが楽しい人 計画重視タイプは行き先を確実に決めてからでないと出発しない性格です。目的に向けて段取りを組み、自分のペースで進めるので「とりあえずお昼を食べに行こう」ではなく、「どこの店に何を食べに行く」と決めて出かけたいのです。 行き先が決まらないままでは、安心してシートに座れない計画重視タイプにとって、行き先を決めずに出発することはストレスでしかありません。「どこに連れて行かれるんだろう」と不安で落ち着かないでしょう。 反対に臨機応変タイプは、シートベルトを締め、さあ出発とハンドルを握ってから「どこに行く?」と聞いてくるタイプです。運転しながら行き先を相談して決めることも楽しいと感じるからなんですね。一度決めた行き先が変更になっても、それはそれでおもしろいと考えられるほどフレキシブルな性格なのです。 まとめ:行き先を決める過程も楽しんでいるんだ
◆時間と順番を決めたがる ●決められたほうが動ける人 時間を区切られたり、予定を決められたりすることが非常に苦手なのがビジョンです。「何時に帰る?」と聞かれただけで、「自由を奪われる」「束縛されている」と感じてしまうほど、時間や順番が確定していることに窮屈さを覚えます。 対してロジカルは、時間や順番が決められていることに安心を覚えます。効率重視なので、18時半にお風呂、19時に夕食と時間が決められているほうが、スムーズに動けていいと考えるのです。 時間や順番を決めたがるロジカルに対して、ビジョンは「強制されている」「束縛されている」と思いがちですが、ロジカルは相手を束縛したい、従わせたいと思っているわけではありません。ただそのほうが効率がよくて好き、それだけなんですね。小うるさく聞こえますが、「順番とか時間を区切りたいんだなあ」と思いましょう。 まとめ:強制じゃなくて、時間を決めて動きたいだけ
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