只見「豪雪地で懸命に活動」 選抜高校野球21世紀枠推薦プレゼン
兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で3月18日に開幕する第94回選抜高校野球大会の出場校を決める選考委員会が28日、オンラインで始まった。同日午後に21世紀枠3校を含む出場32校が決定する。 【あのドラ1も】昨年センバツからプロの扉開いた選手たち 午前9時から21世紀枠候補9校の推薦理由説明会が行われた。東北地区候補の只見(福島)について、木村保・福島県高校野球連盟理事長は、山間部の豪雪地帯にある全校生徒86人の小規模校が地域の支援を得て懸命に活動していると紹介。「選手たちが躍動する姿を披露できれば、只見町のみならず会津地方、そして福島県、東北の復興のシンボルになることは間違いない。小さな学校に大きな可能性への挑戦をさせていただけないでしょうか」と訴えた。 木村理事長は2020年センバツで磐城(福島)が21世紀枠で選ばれた際の監督で、新型コロナウイルス感染拡大で大会が中止となった後の同年春に人事異動で磐城を去り、同年夏の甲子園高校野球交流試合ではノッカーとして甲子園の土を踏んだ。【野村和史】 ◇サイトでライブ中継 公式サイト「センバツLIVE!」(https://mainichi.jp/koshien/senbatsu/2022)で、28日午後3時からの出場校発表をライブ配信します。「スポーツナビ」(https://baseball.yahoo.co.jp/senbatsu)でも中継を展開。デジタル紙面では32校の出場決定号外をご覧いただけます。