【ネコの怪談!?】恐怖!!…いや、かわいすぎて震える!!“猫あるある”な真夏の怪談に胸バクバク!!【作者に聞く】
「私もデスクワーク中に同じような体験を何度もしています」「飼い主を驚かせてわくわくするお猫様…猫あるあるですねw」と共感の声が飛んだのが、今回紹介する猫飼いさんならではの怪談エピソードだ。こんな怪談ならむしろ体験したいとばかりに「猫飼いたくなります」「いいなー。構われたい」「ニャンコ様にイタズラされて羨ましい!」「ノリノリなお猫様がかわいすぎる」と羨望の声が集まった。一体、どんな“猫怪談”なのだろうか? 【漫画】本編を読む/かわいすぎて震える!!“猫怪談エピソード”とは一体? 元野良猫のミコさんと暮らし始めて2年になる漫画家の久川はる(@hisakawa_haru)さんは、仕事中に怪談を聞くのが好きで、気分を盛り上げるために部屋を暗くして作業をすることも。すると音もなく近づいてくる存在が…。その存在は、手を替え品を替え、ありとあらゆる方法で何度も久川さんに恐怖を与えるのだが、決まって久川さんが驚くと満足げに去っていくのだった。このエピソードについて久川さんに話を聞いてみた。 ――読者から「猫は飼い主の反応を見て楽しんでる説があるらしいですよw」とコメントが届いておりましたが、ミコさんの行動はまさにそうでしょうか? まさにそうだと思います(笑)!私がゲームに夢中になっていると、こちらをチラチラ伺いながら壁で爪とぎしようとするんですよ。「こら!」って注意すると、「壁で伸びをしてただけですけど?」って顔をしてごまかそうとするんです。こちらの気分や反応を見て、それに合わせて行動しているんだなと感じることが多いです。 ――「この漫画家さんの描く猫が解像度高くて尊すぎる」という感想も寄せられていましたね。ミコさんを描く上でこだわっている点を教えてください。 ありがとうございます。そういう感想をいただけるのはとてもうれしいです!ミコさんを描くときは、あまりデフォルメしすぎずにリアルな猫のフォルム感を残すことを気をつけて描いています。本物のミコさんが一番かわいいので! ――久川さんは怪談を聞くのが好きというのが、意外でした! ほのぼのした作品を描かせていただくことが多いので、意外と言われることも多いんですが、禍話(まがばなし)とか洒落怖(しゃれこわ)、ホラー映画だと「女神の継承」とか「コンジアム」とか「呪詛」「ミッドサマー」が大好きなんです。 ――今後、ホラー漫画を描くご予定は? 描いてみたいですね…!友人の体験談を聞いたりするのも大好きなので、いつか漫画にしてみたいです。 今回のエピソード漫画に対して読者からユニークな声も届いており、「うちの猫も似たように驚かせてくるのですが、やり方は当たり屋のソレで、わざと踏まれそうなところに尻尾を出しておいたり、歩いてるときに足元へ飛び込んで来たり…。そして“示談ちゅ~●”を要求されます」というコメントや、「家で不穏な物音がしても、誰かの視線を感じるような気がしても、大抵のことは“猫だね!”ってことにすれば大丈夫です」という頼もしいアドバイスも届いた。 ミコさんが主人公の「愛されたがりの白猫ミコさん」は書籍化し、すでに重版出来までした売れ行き好調の話題作。書籍には描き下ろしエピソードやミコさんの写真も多数収録しており、ファン垂涎の一冊となっているのでぜひチェックしてみよう。 取材協力:久川はる(@hisakawa_haru)