「スズキのトレードはなさそうだ」カブス鈴木誠也の“放出の噂”を米メディアが否定!「再建の一翼を担う可能性が高そう」
シカゴ・カブスに所属する鈴木誠也は、メジャー4年目の今季132試合に出場して145安打・打率.283を記録。本塁打もMLBで自己最多となる21本塁打を放つなど、打撃陣をけん引した。 【動画】鈴木誠也が放ったメジャー初の特大グランドスラム! シルバースラッガー賞で最終候補にノミネートされるなど好調を維持した鈴木に、まさかの放出の可能性が浮上した。現地12月5日にニューヨークの地元紙『New York Post』のジョエル・シャーマン記者が、以前から候補となっていたコディ・ベリンジャーと共に鈴木がトレード要員となっていることを明かしていた。 にわかに信じがたい報道に対し、米メディア『clutch points』は現地9日に「トレード案が持ち上がったのと同じくらい早く、その案は却下された」と否定。同国メディア『the Athletic』のサハデフ・シャルマ記者のコメントを、次のように紹介している。 「カブスがセイヤ・スズキをトレードする意向があるという噂はあったが、それはベリンジャーが移籍しない場合に限った選択肢のようだ。今のところ、ベリンジャーに対する関心は高いようで、スズキのトレードはなさそうだ」 また同メディアは、今季ナ・リーグ中地区を3位で終え、再建を目論むチームに対して「カブスが2025年にポストシーズンに進出したいのであれば、何らかの変更を加える必要があるのは明らかだ」との見解を示す。 その上で鈴木に「トレードの切り札として使われるよりは、むしろカブスの再建の一翼を担う可能性が高そうだ」として、来季のシカゴでの活躍に期待を込めた。 構成●THE DIGEST編集部
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