侍ジャパン「5番」栗原陵矢が自主練習、日本Sまでフル回転も「体調はバッチリです」
野球の国際大会「ラグザス プレミア12」に出場する日本代表「侍ジャパン」は11日、一部選手がバンテリンドームナゴヤで自主練習を行った。ソフトバンクの栗原は13日に同球場で行われる豪州との初戦に向け、「勝つためにできることをやりたい」と力を込めた。
栗原は「体を動かして、気分良く(試合に)入れるように」とグラウンドに一番乗りし、ダッシュやティー打撃などで調整。同じ左打者の清宮(日本ハム)と打撃論について話を交わす場面も見られた。
栗原は今季、打率2割7分3厘、20本塁打、87打点で4年ぶりのリーグ優勝に貢献。2021年東京五輪以来となる代表に選出された。9、10日に行われたチェコとの強化試合ではいずれも5番打者として先発出場しており、「良い打順で打たせてもらっているからこそ、しっかりチームに貢献したい」と語る。
レギュラーシーズンから日本シリーズまでほぼ休むことなく駆け抜けた疲労もありそうだが、「(体調は)バッチリです」と栗原。本番を前に、気合がみなぎっている。