【オリックス】岸田護監督「打線にいるのが心強い」来季加入3年目の捕手に全試合出場構想
オリックス・岸田護監督(43)が11日、森友哉捕手(29)を「全試合出場」させる構想を明かした。覇権奪回に不可欠な存在として「当然、フルで打線にいて、全試合出てくれたらいい」と起用をイメージ。主にDHを有効活用し、原則として休養日は設けない方針だ。 来季12年目の森は意外にも、全試合出場を達成したことがない。西武からFA加入2年目だった今季も117試合。右太ももや左肩を痛め、2度の登録抹消があった。「打線にいるのが心強い。単純にそう思いますよね」と岸田監督の信頼は絶大。森自身もすでに来季の契約を更改し「もっとチームを引っ張らないと。隙のないチームの先頭に立てれば」と気合十分だ。 「本人がそういう気持ちでやってくれるのなら面白いし、心強い」と心意気を受け止めた新指揮官。森と同じFA組の西川にも「能力は高いし、年間を通じて、いてほしい」と中軸として期待した。巻き返しへ、柱からガッチリと固めていく。(長田 亨)
報知新聞社