大阪桐蔭、花巻東…注目校が集中するDゾーン展望 選抜高校野球
18日から阪神甲子園球場で開催される第94回選抜高校野球大会の組み合わせ抽選会が4日あり、Dゾーンに注目校が集まった。 【過去には小芝風花さんも】センバツ応援イメージキャラクター ◇ 好打者対好投手の対戦が目白押しとなった。1回戦最後の登場となる昨秋の明治神宮大会王者・大阪桐蔭と対戦するのは鳴門。ともに甲子園優勝経験校だ。 大阪桐蔭は、昨秋の公式戦17本塁打と出場校中2位。3季連続の甲子園となる3番・松尾の上位だけではなく、下位打線も長打力を秘める打線に切れ目はない。一方、鳴門の左腕・冨田は主要投手の中で出場校中2位の防御率0・86。制球も良く、チェンジアップなど緩急も使った投球で強力打線をかわしたい。 花巻東と市和歌山の対戦も興味深い。花巻東は高校通算50本塁打で今大会一の注目打者・1年生の佐々木、高校通算41本塁打の主将・田代の長距離打者を擁し、出場校中1位の1試合平均10・5得点の強力打線を誇る。対する市和歌山の最速149キロの右腕・米田は昨年のセンバツで甲子園のマウンドに立っているだけに経験は十分だ。米田が強打者に臆することなく内角攻めを徹底できるかが鍵になる。 大島と関東王者・明秀日立の一戦も面白い。大島は最速146キロの直球にスタミナも十分の左腕・大野を擁するだけに、明秀日立は3番・石川、4番・武田を中心に狙い球を絞って攻略したい。春夏の甲子園計7回優勝の古豪・広島商は21世紀枠の丹生と対戦。ともに粘り強い守りが持ち味だ。【藤田健志】 ◇Dゾーンの1回戦組み合わせ ・第5日(22日) 9時 花巻東(岩手)―市和歌山 11時半 大島(鹿児島)―明秀日立(茨城) 14時 丹生(福井)―広島商 ・第6日(23日) 9時 鳴門(徳島)―大阪桐蔭 ◇全31試合をライブ中継 公式サイト「センバツLIVE!」(https://mainichi.jp/koshien/senbatsu/2022)では大会期間中、全31試合をライブ中継します。また、「スポーツナビ」(https://baseball.yahoo.co.jp/senbatsu/)でも展開します。