50代、夜中に足がつる!激痛で目が覚めてしまう対処法
過緊張
■手元だけが明るくなる照明をうまく利用して 夜中にふと目が覚めてしまうのは、交感神経が過剰に働いている「過緊張」状態のせい。「部屋の明かりを間接照明にしたりスマホ画面の輝度を落とすなど、寝る時間に向けて緊張をゆるめ、副交感神経優位にする準備を進めましょう。手元に明るさが欲しい場合は、オレンジ色の光で手元だけを照らせる照明を使うのがおすすめです」。
夫のいびき
■夫と寝室を別にする 一度気になったらもう眠れなくなる隣からの騒音。「寝る部屋には、自分以外の人間も動物もいないのが眠る環境として望ましいといわれます。妻のいびきで夫が起きるというケースも多く、お互いにいい睡眠をとるには寝室は分けるのがベスト。あまりにひどい場合は、睡眠時無呼吸症候群の可能性もあるので、受診をすすめてみるのもアリ」。
●教えてくれたのは… 産婦人科医 高尾美穂先生 女性のための統合ヘルスクリニック、イーク表参道副院長。女性のライフステージに合った治療を提供。ヨガにも詳しい。著書に『いちばん親切な更年期の教科書【閉経完全マニュアル】』(世界文化社)ほか多数。 取材・原文/遊佐信子 イラスト/本田佳世 ※エクラ2024年6月号掲載