「クレイジーな若手も入れます」なでしこジャパンのニールセン新監督の選考基準、こだわりは?「できないから選ばないではなく…」【就任会見】
「私はポジティブな人間」
なでしこジャパンの新監督はデンマーク人のニルス・ニールセン氏(53歳)。スイス女子代表監督、マンチェスター・シティの女子テクニカルダイレクターなどの実績がある同氏は、24年12月18日に日本サッカー協会の宮本恒靖会長と同協会の佐々木則夫・女子委員長とともに就任会見に臨んだ。 【画像】“世界一美しいフットボーラー”に認定されたクロアチア女子代表FW、マルコビッチの厳選ショット そこでニールセン監督は「ここからどのようなサッカーを目指すか」との質問に対し、「強みのテクニックやスピードをさらに生かす。よりハードワークをして、惜しかったではなく勝てる集団にしたい」と答えた。 なでしこジャパンが世界一に返り咲くために何より「達成したい気持ち」を強調したニールセン監督は、選手の選考基準についてのこだわりを次のように述べた。 「いろんなタイプの選手を選びたいです。一人ひとりが得意なスキルを発揮する。例えばヘディングが得意であれば、どんな状況でもヘッドで勝つと。そういう選手が鍵になります。 テクニカルな選手だけではなく、戦術面に長けたプレーヤーなど、いろんな選手をミックスする。やりたい放題やってしまうようなクレイジーな若手も入れますし、リーダーシップがある選手も必要です」 ニールセン監督は自身を「ポジティブな人間」という。 「人選についても、これができないから選ばないではなく、これができるから選ぶというスタンスです。また、スタッツだけで判断せず、人間としてどうか。そこを見る。選手1人ひとりと話して、ユニット、チームとしてどうなっていくか、それを考えます」 対話も大事にするニールセン監督。結束力のあるチーム作りに期待したい。 取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長)
【関連記事】
- 「彼が次の10番で、ワールドカップの頃にはドルトムントに移籍している」登録者数100万人超えYouTuberが“日本代表の2026年W杯スタメン”を大胆予想
- 「実は練習中に薫を止める回数が一番多い」森保監督が明かす“三笘ストップ”の日本代表戦士は?
- 「日本と同じ勝点16」「恐ろしい12得点5失点!」森保Jに匹敵する盤石ぶり! 躍進する“アジア2位”に海外驚嘆「狂ったように勝つ」【W杯最終予選】
- 「もうすぐビッグクラブに行くと思います」大人気YouTuberがそう予言した日本代表戦士は?「強い相手と戦ったほうが輝く」
- 「韮崎高校でオール5でしょ」元チームメイトが明かす中田英寿の凄さ。ただ、彼の強パスを巡って「チーム内でバチバチ言い合いになった」意外な真実も