創業170周年を迎えたアメリカの老舗ウオッチブランド“TIMEX（タイメックス）”から、“＜ウォーターベリー＞ワンダラーウォッチ”が登場。販売は11月16日の1日限り、日本での販売価格は170円。世界限定1000本（日本国内で65本）のみとなっている。 【画像】衝撃の1ドル（170円）時計、歴史を感じるレトロなデザイン

タイメックス “＜ウォーターベリー＞ワンダラーウォッチ”

ワンダラーウオッチの企画は、1890年代に発売され“ドルを有名にした時計”とされる“ポケットウォッチ＜ヤンキー＞”から始まる。当時、上流階級など一部の層にしか普及していなかったポケットウオッチを、タイメックスが初めて一般大衆でも購入できるようにとわずか1ドルで販売した。これにより、農家や工場などで働く労働者、鉄道の車掌などの大衆が時計を所持するようになり、20世紀を迎える頃には600万本以上のヤンキーが購入されたという。その中には『トム・ソーヤーの冒険』の著者、マーク・トゥエイン氏も含まれるほか、『タイタニック号』の乗客の遺品からもヤンキーが見つかっていることから、ヤンキーは“ドルを有名にした時計”と称されている。今回登場する“＜ウォーターベリー＞ワンダラーウォッチ”は、この史実に基づき、タイメックスの起源である“ウォーターベリークロックカンパニー”への敬意を表している。

文字盤は光沢感のあるホワイトをベースに、ヤンキーのデザインを踏襲したローマンインデックスをラッカー仕上げで施している。また、6時位置には170周年の記念ロゴをあしらった。3時位置にはデイデイト表示（日・曜日）を配置し、視認性の高い無反射加工ミネラルガラスを風防に採用。時分針には蓄光塗料塗布しているほか、50m防水を備える。 裏ブタには170年のウオッチメイキングの歴史とアメリカを代表するアイコニックなブランドあることを示すフレーズが刻まれている。また、ブラックのレザーベルトを組み合わせ。 この記念モデルは11月16日（土）の1日限りで“生かき氷 ミヤノ家 原宿店”にて65本限定で発売される。会場では1890年代製のヤンキーの実物も展示される予定。なお、販売は正午から先着順となっており、支払い方法は現金のみとなっている。