明日開催となる「52ndフジサンケイクラシック」。前回大会のプレーバックと今大会の注目選手をご紹介!【JGTOトーナメント観戦ガイド】
明日から開催される「52ndフジサンケイクラシック」。前回大会では金谷拓実が4打差をつけ優勝を果たし、大会連覇を狙っている。みんゴル取材班が練習日でみた注目選手の紹介と、昨年大会のプレーバックから会場へのアクセスまで、観戦に役立つ情報を紹介!
8月29日(木)~9月1日(日)52nd フジサンケイクラシック
1973年に第1回大会が開催されたフジサンケイクラシックは今年で52回目。決戦の舞台は、これまで多くの選手と激闘の歴史を紡いできた「富士桜カントリー倶楽部」。コースは距離の長さと霊峰・富士からの傾斜による難解なグリーンが選手たちを阻む。
会場:富士桜カントリー倶楽部(18ホール、7424ヤード、パー70)
賞金総額:1億1000万円、優勝賞金:2200万円 今大会では、最新技術を駆使したゴルフ中継をお届け。ゴルフボールの弾道を視覚化する「トップトレーサー」に加えて、今シーズンの地上波国内ゴルフ中継としては初めて、飛距離やスウィングスピード、球速、最高到達点、打ち出し確度など、飛球のあらゆるデータを瞬時に表示する「TOPTRACER HUNTER」を採用。男子プロの迫力あるショットが数値で確認できる大会になっている。
プレーバック2023
金谷拓実の優勝は通算5勝目(アマチュア時代を含む)となり、フジサンケイクラシック終了時点で賞金1位に返り咲いた。最終日は特に、パッティングがよく11番では10メートル、17番では20ヤードもあったバーディパットをグリーン外から決め、16番と18番でも簡単ではないパーパットを沈め、他を圧倒した。 2位の片岡尚之とは一時、2打差まで縮まったが、ホールアウトしてみると4打差をつけトータル8アンダーでの勝利となった。
主な副賞
2024年大会では株式会社BYD Auto Japanより「BYD SEAL AWD」が、その他、山梨県の季節の果物が山梨県・やまなし観光推進機構から贈られる。
みんゴル取材班が現地で見つけた注目選手 !
【金子駆大】 プロフィール 祖母と練習場に行ったのがきっかけでゴルフを始め、ジュニアスクールに入って練習を重ねた。中学2年の2016年に『中部ジュニア(12~14歳の部)』で優勝。ルネサンス豊田高校2年の19年に『中部高校選手権春季大会』優勝、同年に『日本アマ』にも出場して36位に入った。2022年『中日クラウンズ』では2日目に初めての首位を経験。ABEMAツアーでは『大山どりカップ』で惜しくもプレーオフ負けを喫したが賞金ランク17位で23年前半戦の出場権を獲得する。23年はコツコツと賞金を積み重ねた後、『日本オープン』で初トップ10となる3位に食い込んで一気にシード圏内に突入した。将来の目標は欧州ツアー参戦。同い年久常涼の同ツアー優勝は大きな刺激となっている。 <2024年度スタッツ>(8月28日時点) 賞金ランキング:25位/平均飛距離:281Y(74位)/平均バーディ数:4.4%(4位)