新体制ブライトンは3バックも面白い? 三笘、アディングラ、ランプティら攻撃力の引き出し方
英メディアが予想システムを紹介
今季よりブライトンはロベルト・デ・ゼルビが去り、31歳と若いファビアン・ヒュルツェラーが指揮官に就任した。 ドイツのFCザンクトパウリを指揮してブンデスリーガ2部を制してはいるが、トップリーグでの経験は浅い。ヒュルツェラーの招聘はブライトンにとって思い切りのいいチャレンジと言える。 果たして新シーズンのブライトンはどうなるのか。英『Squawka』はブライトンがヒュルツェラーの下で3バックをベースにするのではと見ており、予想スタメンを紹介している。 GKにはバルト・フェルブルッヘン、3バックには大黒柱のルイス・ダンクが中央に、両脇はアダム・ウェブスター、ヤン・ポール・ファン・ヘッケが入る。 ボランチにはゲームメイカーのビリー・ギルモア、相棒にはフェイエノールトから獲得したマッツ・ウィーファーが入る。パスカル・グロスに退団の可能性があるため、この2人が選出された格好だ。 ウイングバックには左にペルビス・エストゥピニャン、右にタリク・ランプティが入ることになり、両者とも攻撃力の高い選手だ。ウイングバックの役割にも合うだろう。 3トップは左に三笘薫、右は昨季ブレイクしたシモン・アディングラ、中央はジョアン・ペドロか若いエヴァン・ファーガソンだ。 デ・ゼルビ体制では三笘らウイングの選手がサイドで幅を取るケースが多かったが、3バックの場合は中にポジショニングする時間も増えるかもしれない。このあたりも注目ポイントだ。 ブライトンは今夏の市場で早い段階から積極的に動いており、前述したフェイエノールトからMFウィーファー、ニューカッスルから20歳と若いウイングのヤンクバ・ミンテ、デンマークのノアシェランからウイングに入る19歳のイブラヒマ・オスマン、スウェーデンのIFKヨーテボリより18歳のMFマリック・ヤルクエらを若い戦力を獲得している。彼らをどう組み込ませるかも注目される。
構成/ザ・ワールド編集部