USJ、「ハリー・ポッター」のテーマパークを7月15日にオープン
ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(以下、USJ=大阪市此花区)は18日、新しいエリア「ウィザーディング・ワールド・オブ・ザ・ハリー・ポッター」が、7月15日にオープンすると発表した。 この日、USJで行われたオープン日発表記念式典には、『ユニバーサル・スタジオ・ジャパン大使』に任命された人気グループのSMAPや日米の貴賓として安倍晋三首相とキャロライン・ケネディ駐日アメリカ大使ら、そのほか700人のファンが出席した。総投資額は450億円に上り、今後10年間で経済効果5.6兆円という、国家予算レベルの新エリアだけに、国内外の大物がオープンまでのカウントダウンの式典を盛り上げた。
式典に出席した安倍首相は「海外から日本にたくさんの観光客を呼びたいと思っている。(USJは)昨年、1000万人を超えましたが、2000万人を目指して海外からのお客さんを呼びたい。ハリー・ポッターを迎えて、魅力的になって、多くの観光客を迎えてほしい」と、その経済効果に期待を寄せていた。 SMAPの中居正広は「(SMAPを)25年、26年やってるが大使を務めるのは初めて。(USJの)社長がいて、ケネディ大使がいて、安倍首相がいて、この任務の大きさ、成し遂げなければならないものの大きさを感じている。大阪から、USJから日本を元気づける、その役目を微力ながらやっていきたい」と話した。 同じくSMAPの木村拓哉は「本当にUSJさんの敷地に踏み入れるだけで、大好きな映画の世界に参加できる経験ができる。“大使”というお役目をいただいたので、僕らも(大阪の)みなさんに負けないくらい、たくさんの皆さんに(USJの)魅力を伝えるようにがんばっていきたい」と、意気込みを語った。 「ウィザーディング・ワールド・オブ・ザ・ハリー・ポッター」は、大ヒット映画「ハリーポッター」シリーズの世界観を再現したエリアで、米・オーランドにあるユニバーサル・オーランド・リゾート(オープンは2010年6月)に続いて、2番目の誕生となる。