ロス五輪世代最強は? 19歳以下の日本人市場価値ランキング1~10位。1位はジュビロ磐田で育った後藤啓介
AFC U20アジアカップ中国2025予選が21日に開幕した。サッカーU-19日本代表はロサンゼルス五輪(ロサンゼルスオリンピック)を目指す世代としても注目されているチームである。今回は、ロス五輪に出場できる2005年1月1日以降に生まれた選手の市場価値ランキングを『transfermarkt』のデータをもとに紹介する。※市場価値が並んだ場合はサイトに準拠。各データは9月21日時点。
浦和レッズ戦で初得点!
10位:石井久継(いしい・ひさつぐ) 生年月日:2005年7月7日(19歳) 市場価値:15万ユーロ(約2400万円) 所属クラブ:湘南ベルマーレ 2024リーグ戦成績:13試合1得点1アシスト 湘南ベルマーレの石井久継は、最新の市場価値が15万ユーロ(約2400万円)で、ロサンゼルス五輪(ロサンゼルスオリンピック)世代の市場価値トップ10に入った。 石井は湘南の育成組織出身で、2022年にトップチームに2種登録され、2023年にJ1リーグデビューを果たした。正式にトップチームに昇格した今シーズンは、ここまで13試合に出場している。 身長170cmと決して大柄ではない石井は、常にゴールを意識したプレーで高い決定力を誇るFWだ。特にスピードに乗ったときは相手にとって驚異で、鋭いドリブルからシュートまでが速く、ゴール前の密集地からでもシュートに持ち込むことができる。 第22節の浦和レッズ戦では、その得意の形でJリーグ初得点を記録した。山口智監督は試合後、石井について「まだまだ若いですし、1年目なので課題はあります。でも今日の得点が彼のストロングポイントだと思いますし、あそこのゾーンでの練習はたくさんしていました」と、クラブ公式サイトでコメントを残している。 石井は7月20日のガンバ大阪戦で右膝内側側副靱帯を損傷し、重傷を負ったが、今月から全体練習に復帰した。ロサンゼルス五輪に向けて注目の選手であることは間違いないだろう。