ドジャースのフリーマン息子を抱えパレードへ「3か月前、息子が病気になったとき…」感動のスピーチに球場は大歓声
ワールドシリーズを制したドジャースは日本時間2日、本拠のロサンゼルスで優勝パレードを実施。MVPの活躍をみせたフレディ・フリーマン選手は、息子への思いを語りました。 【画像】ワールドシリーズでMVPを獲得したドジャースのフレディ・フリーマン選手 妻と3人の息子を連れて登場したフリーマン選手は、三男のマックスくんを抱えてパレードに参加。ファンの大歓声に応えます。また球場でスピーチの場に立ったフリーマン選手は、「3か月前...」と話し始めると、ファンからは「フレディ」コール。少し間をあけて、「息子が病気になったとき。みんなが私と家族のためにサポートしてくれました。それは私の経験の中で最高の出来事のひとつです。みんなのために、このフィールドに立つために全てのことをしました。チャンピオンになることができて本当に頑張ってよかった」と思いを語りました。 フリーマン選手の三男マックス君は、今夏に「ギラン・バレー症候群」を発症。フリーマン選手も看病のため一時チームを離脱しました。自身もシーズン終盤に右足首の捻挫をするなど、故障を抱えながらの戦いとなります。それでもフリーマン選手は、ワールドシリーズの初戦で逆転サヨナラ満塁ホームランを放つなど、5試合で打率.300、4本塁打、12打点、OPS1.364とケガを抱えながらも奮闘。不屈の闘志をみせた35歳が、文字通り世界一に導く活躍をみせました。 最後にフリーマン選手は「来年も優勝するのがまちきれません」と一言。球場のファンを熱狂させました。