【ニューモデル】2024年ヤマハのスポーツボートは、1.9リッターエンジン搭載モデルが登場! 「275SD」「255XD」には、横移動できる「DRiVE X(ドライブエックス)」を採用
ヤマハの2024年スポーツボートは全4機種
ヤマハ発動機の2024年・スポーツボートが発表された。 ラグジュアリーなフラッグシップ「275SD」、ウェイクスポーツに特化した「255XD」および「252XE」、コンパクトな艇体ながら優れた走行性能と居住性能を併せ持つ「AR195」の4機種である。 「255XD」は、ステアリングから手を離さずにスイッチ操作で横移動やドックモード(着岸)などの操作が可能なパドルコントロールシステム「DRiVE X(ドライブエックス)」を新たに採用した。 この「DRiVE X」機能 は、275SDと255XDの2機種に装備されている。
255XDと252XEには、ウェイクボードの際に便利な「取り外しも可能なソフトバッグタイプのバラストタンク(喫水を調整するためのタンク)」を採用。 ソフトバッグタイプのバラストタンクは、取り外しが可能で、洗浄が簡単にできる。 バラスト不使用時は、タンクを取り外したスペースを効果的に活用することができるなど、操縦性、機能性の向上を図っている。
水上バイクと同じ1.9リッターエンジンを搭載した「252XE」
「252XE」は、新開発のHOエンジンを搭載。このエンジンは、2024年モデルの水上バイク「FX Cruiser HO」と「VX Cruiser HO」にも使われているもので、排気量1.9リッター(1898cm³)/ 195馬力(143.4kW)のNAエンジンを2基搭載している。 新しいHOエンジンは、基本サイズはそのままに、シリンダー径を大径化(直径86mmから88mm)し、業界最大の排気量を実現した。 従来エンジンから馬力が15%向上し、トルクフルでスムーズな加速性と最高速を向上。振動やノイズが軽減し、乗り心地だけではなく環境性能も向上。さらにメンテナンス性も上がっている。 単なるパワーアップではなく、エンジン各部を部品レベルから見直している。
2024年モデル・スポーツボートの主な特徴
●革新的な操縦性/操作性「DRiVE X」の採用(275SDと255XDで採用) ・「DRiVE X」は、ステアリングホイール上にあるスイッチ類を使うことで機動する。 このおかげで、ステアリングホイールから手を離さずに、「横移動」や、その場で旋回できる「その場回頭」、艇体を桟橋に押しつけて横付けをキープできるドックホールドなど、離着岸や狭い水路などでの操縦性を飛躍的に高めた。 ●エンジン情報や走行情報、各種操船コントロールを集中管理するコネクスト・マルチファンクションディスプレイ(全モデルに採用) ・カラー液晶「コネクスト・マルチファンクションディスプレイ」を採用。エンジン情報や走行情報、各種操船コントロールを集中管理する。 安定した低速走行を可能にする「スラスト・ディレクショナル・エンハンサー(T.D.E.機構)」、港内など必要に応じて安定した微速航行を可能にする「ノーウェイクモード」、長時間のクルーズ時に一定のエンジン回転数を保持する「クルーズアシストシステム」などにより、快適な操船ができる。
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