前回12位から飛躍を狙う拓大は、不破聖衣来を2年ぶりにエース区間5区に登録…全日本大学女子駅伝
全日本大学女子駅伝(27日、仙台市=報知新聞社後援)の区間エントリーと開会式が26日に同市内で行われ、前回上位7校の監督が会見に出席。 前回12位からジャンプアップを狙う拓大は、1、2年時に5区区間賞で1万メートルでは日本歴代3位&日本学生記録を持つエース・不破聖衣来(せいら、4年)を2年ぶりに最長5区に登録。新井沙希(3年)は3区、門脇奈穂(4年)は4区に配置された。 不破は9月に日本学生対校選手権に1万メートルで出走し7位。以降も調整は順調で、五十嵐監督は「夏に入ってからの練習がずっと継続できています。そこが一番のポイント。(全日本では)その日に出せる100パーセントが出せればいいかなと思っています」と話している。 拓大1年時の21年12月に1万メートルで日本歴代2位(当時)、U20(20歳未満)日本記録、日本学生記録の30分45秒21の好タイムをマーク。一躍、日本トップレベルの選手となったが、翌年以降は故障に苦しんだ。2年時の日本学生対校選手権1万メートル優勝、全日本大学女子駅伝5区区間賞を除くと、大きな実績を残すことはできなかった。2年ぶりの杜の都で、復活の走りを見せられるか。 拓大の区間登録は以下の通り。 1区(6・6キロ)三宅 優姫(1年) 2区(4・0キロ)岩崎 麻知子(2年) 3区(5・8キロ)新井 沙希(3年) 4区(4・8キロ)門脇 奈穂(4年) 5区(9・2キロ)不破 聖衣来(4年) 6区(7・6キロ)位田 明優(1年)
報知新聞社