チンギス・アラゾフ、3人の刺客を送り込む!「私がK-1へ戻ることも視野に入っています」
12月14日(土)に東京・代々木第一体育館で開催される『K-1 WORLD GP 2024』で3人の刺客を送り込むこととなった第2代K-1 WORLD GPスーパー・ウェルター級王者のチンギス・アラゾフ(ベラルーシ)がインタビューに応じた。 アラゾフは「私がK-1へ戻ることも視野に入っています」と日本のリングへ復帰することに興味を持っていることを話した。 【フォト&動画】アラゾフが送り込む3人の刺客の顔!アラゾフの圧巻KOシーンも 今回K-1との対抗戦として3人の選手を送り込むこととなったアラゾフ。一体どんな思いがあるのかを聞くと「今回K-1に連れてくる3人は、ベラルーシ、ギリシャのファイターでとても強くて若く、才能に溢れた選手を選びました。まずダニラ・クワチ(ベラルーシ)は、動きも良くて攻撃的でムエタイとキックの中間くらいのスタイルで、トリッキーなファイターです。また、ダニール・エルモリンカ(ベラルーシ)も前へ出ていくスタイルでコスタス・アスラニディス(ギリシャ)も同様です。3人とも私が好きなファイトスタイルで戦いますので、きっと日本のファンの皆さんも気に入ってくれるはずです。彼らのモチベーションを上げ、戦略を教える今回の機会は、監督としてとても楽しみにしています」とアラゾフは3人の選手の強さに自信があるようだ。 他にもK-1に連れて来れるような選手はいるのかという質問には「いい選手はたくさんいます。大体、20名くらいですかね。ヘビー級が多いですが、60kgから95kgに選手が集まっています」と未知の強豪が多くいるようだ。 過去にK-1の試合で印象に残っていることを聞かれると「すべてのK-1の試合が印象に残っていて好きですが、とくに記憶にあるのは城戸康裕戦ですね(2017年6月1日=アラゾフの判定勝ち)。あの時は、右手を骨折していて、目と足も負傷していました。20%のコンディションで戦い、勝利することができた試合でした」と怪我をした状態ながらも勝利した試合を挙げた。 ONEとの契約が残っている中で、将来的にはK-1で試合する可能性については「自分にとってK-1スタイルが合っていますので、すぐにというわけにはいきませんが、そんなに遠くない将来、ここに戻ってくることでしょう」とK-1へ再び参戦することに意欲を見せた。 アラゾフが推薦する3人の選手はいったいどれほど強いのか。注目の試合となっている。