【体験談】神奈川県で「3600万円」の注文住宅を建てた夫婦の後悔とは。住宅の専門家が独自目線で解説
注文住宅で満足した点4:子供部屋を広くした
「子供部屋を広くしたので、二段ベッドと学習用のデスクを置いても掃除がしやすくて良かった」 子供部屋が広いとこれらのほかに子供が大きくなってモノが増えても対応できる、スペースが広いので子供が快適に過ごすことができるといったメリットがある反面で、快適過ぎるので子供が部屋に閉じこもってしまいがちで、掃除や片付けにも手間がかかるなどのデメリットがあります。 また子供は、将来は独立して家を出て行ってしまうので、将来の用途を見込んだうえで最適な広さを選択することが求められます。
注文住宅で満足した点5:フリースペースを作った
「リビング以外に簡単な仕切りを設置した3帖ほどのフリースペースがあるので、来客時に対応できて便利だった」 フリースペースがあるとさまざまな用途に対応することができるので、家の中にも「ゆとり」が生まれます。 しかし使い勝手が悪いといつの間にか物置になってしまったということにもなりかねないので、採光や通風の確保、エアコンの設置等を事前によく検討しておく必要があります。
まとめ
注文住宅を建てて後悔しないためには、「建てた家でどのような生活をしたいのか」を具体的にイメージしておくことが重要です。 イメージが曖昧なままで勢いだけで建築してしまうと必ず後悔することになります。 まずは多くのモデルハウスや他の人の体験談などを参考にして、具体的なイメージづくりをすることから始めましょう。
参考資料
・一般社団法人住宅生産団体連合会「2022年度戸建注文住宅の顧客実態調査」 ・国土交通省住宅局「令和4年度住宅市場動向調査報告書」
亀田 融