【体験談】神奈川県で「3600万円」の注文住宅を建てた夫婦の後悔とは。住宅の専門家が独自目線で解説
注文住宅で後悔した点5:1階に寝室を作ればよかった
「1階のリビングと生活スペースを分けるために2階に寝室を設けたが、親の介護が必要になった時のことを考えて、1階に大きめのリビング兼寝室を作れば良かった」 マイホームのプランを検討する上では、子供の成長や老後の暮らし、親の介護といった将来を見据えた暮らしのイメージを頭に入れておくことが非常に重要になります。 ここまで注文住宅で後悔したポイントを掲載してきました。 次章では注文住宅の満足ポイントに関する体験談を見てみましょう。
注文住宅で満足した点1:カウンターキッチンが便利
「リビングに程よい高さのカウンターキッチンを配置したため、子供の様子を把握しながら調理ができるのが良かった」 カウンターキッチンはリビングとキッチンが空間的につながるため開放感があるのがメリットで、家族とのコミュニケーションが取りやすく、小さな子供がいる場合には調理をしながらでも子供の様子を見ることができます。 しかし一方では、リビングに汚れや臭いが広がりやすい、外からキッチン内の様子が見えるといったデメリットもあるので、清潔感のあるキッチンを保つためにはこまめな清掃・手入れが不可欠となります。
注文住宅で満足した点2:玄関の近くにトイレをつけてよかった
「玄関ドアを開けてすぐ近くにトイレがあるので、帰宅直後や外出前などにスムーズにトイレが利用できて良かった」 玄関近くにトイレがあるとこれらのほかに、居室から離れているので音漏れを気にせずトイレを利用できる、来客がトイレを利用しやすいなどのメリットがある一方で、玄関に来客中だとトイレに入りにくい、玄関にトイレの臭いが伝わりやすいといったデメリットがあります。 したがってメリットとデメリットを良く検討した上でトイレの位置を決めることが大切です。
注文住宅で満足した点3:天井を高くした
「リビングの天井を高めにしているので、開放感があってゆっくりとくつろげるのが良かった」 家族が集まって過ごすことが多いリビングは天井高を高くすることで圧迫感がなくなり、快適に過ごすことができるようになります。 しかし冷暖房効率が悪くなって光熱費がかかるといったデメリットもあるので、事前にデメリットについても知っておくことが大切です。