「ドジャース行きの想定は時期尚早」佐々木朗希の移籍先について米メディアが様々な可能性を指摘「30球団すべてにとってお買い得だ」
ロッテからポスティングシステムによるメジャー挑戦が容認された佐々木朗希の移籍先について、米メディアの予想も熱を帯び始めた。 【動画】日本人最速の165キロを記録!凄みを増した佐々木朗希の広島戦のピッチングの映像 以前から将来的なメジャー挑戦の意向を示していた令和の怪物。今オフも日本球界残留か、メジャー挑戦か様々な憶測が飛び交った中で、いよいよメジャー挑戦への道が開けた。 気になる佐々木の移籍先について米スポーツ専門局『ESPN』は現地時間11月9日、「千葉ロッテマリーンズが日本のスター選手、ロウキ・ササキをMLBに放出」と題した記事を配信。様々な可能性について言及した。 これまで米メディアは移籍先の有力候補としてドジャースを挙げることが多かったが、同記事は「彼がドジャースに行くと想定するのは時期尚早だ」と指摘。「ササキと同じ侍ジャパンのチームメイトであるオオタニとヤマモトがいることは有利」としながらも、「ササキはユウ・ダルビッシュと親しく、彼の所属するパドレスが移籍先として有力視されている」との見方を示した。 さらに、「ニューヨークの両球団(ヤンキース・メッツ)はササキに強い関心を示しているが、彼は実績と経験のある球団(カブス)、国際都市の球団(ブルージェイズ)、日本人選手の過去の成功が今も残っている球団(ダルビッシュはレンジャーズでキャリアをスタートさせた)、あるいは選手のベストを引き出すという評判が魅力の球団(レイズ)を選ぶかもしれない」と、様々な可能性があるとした。 また、同記事は「25歳ルール」が適用される佐々木について「従来のFAとは異なり、ササキの場合、金銭的な上限があるため、30球団すべてにとってお買い得だ」と指摘し、多くの球団に獲得のチャンスがあると伝えた。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]