2桁の目標は来季に持ち越し 西武、隅田知一郎の131球の力投実らず「7回の先頭に…」
◆楽天2―2西武(9日、楽天モバイルパーク宮城) 悲願の大台にはあと一歩届かなかった。西武の先発の隅田は今季最多の131球で、9回2失点の力投を見せたものの白星はならず。「6回まではリズム良く投げられたが、7回の先頭に四球を与えてしまった後の連打は反省点」と悔しがった。 ■戦力外選手、および引退発表選手はこちら【一覧】 6回までは散発2安ながら、2―0の7回に暗転。リードを守り切ることができなかった。昨年と同じ9勝にとどまり3年目で初の2桁はならなかったが、今季はリーグ2位の179回1/3を投げてタフさを見せるなど、成長の跡を示した。 登板前には、11月に開催される国際大会「プレミア12」で連覇を目指す野球日本代表「侍ジャパン」に選出されたことが発表された。「優勝以外は見ていない」と意気込む左腕はレギュラーシーズンの悔しさを世界の舞台で晴らすつもりだ。
西日本新聞社