【衆院選特集・静岡1区】 自民・上川氏に立憲・高橋氏 維新・山下氏 共産・鈴木氏 無所属・鈴木氏が挑む
【維新・新・山下洸棋氏】 ●山下洸棋氏: 「平成の30年間ずっと続いてきた、何か新しい事をやるごとに増税をして、いろんなところにばらまいていく。誰かが犠牲になる、誰かが我慢しなければいけない。こういった政治を私は変えたい」 日本(にっぽん)維新の会の山下洸棋(やました・こうき)さん(33)。前回の衆院選は静岡6区で落選。今回は学生時代を過ごした1区での戦いです。 ●山下洸棋氏: 「野党連携という話もいろんなところで言われていたが、私は自民党とも他の野党とも政策が全く違うと思っているので、そこをしっかりと政策でお伝えできたら」 「政治とカネの問題」と「経済対策」の主張に重きを置く、山下さん。石破総理が総裁選中に言及した金融所得課税の強化に反対の姿勢で、若者や現役世代の手取りを増やすと訴えています。 ●山下洸棋氏: 「一人でも多くの方と会いたいなと思っているので、しっかりと自分の足でも歩きたい」 33歳と、1区の候補者としては最年少。“足で稼ぐ”選挙戦を展開し、有権者一人一人と向き合いたい考えです。 ●山下洸棋氏: Q.皆さんの声はどうか 「今の自民党に対してかなり厳しい声をお持ちだということは痛感していて、政治改革、平成の30年間続いてきた古い政治を壊してほしいと思っているのかなと感じる」
【共産・新・鈴木節子氏】 ●鈴木節子氏: 「金権腐敗政治を一掃させる。そのための政治を大掃除する。その選挙にしようではありませんか」 共産党の鈴木節子(すずき・せつこ)さん(69)。静岡市議を5期、県議を1期務め、今回が国政初挑戦です。 自民党の裏金問題を強く批判し、物価高対策として消費税減税を主張しています。 公示前の11日には、党の小池晃(こいけ・あきら)書記局長が静岡入り。鈴木さんにエールを送りました。 ●小池晃書記局長: 「静岡は鈴木節子さん。静岡市議、そして県議会議員として、災害から地域と暮らしを守る、安心できる社会保障をつくる、子育て支援を求めて奮闘しておられました」 「石破総理は約束していた予算委員会を開かずに解散をしてしまいました。裏金隠し解散、ぼろ隠し解散と言わなきゃいけないんじゃないでしょうか。ならば皆さん、今度の総選挙は返り討ち総選挙にしようではありませんか」 「反原発の象徴」だという、ひまわりのブローチを身に着け、平和な国づくりも訴えていく方針です。 ●鈴木節子氏: 「今度こそこんな行き詰まった自民党政治はもう切り替える。国会の中で論戦を強めるために共産党を大きくしていただきたいと思いますので、その立場で私は頑張りたい」
【無・新・鈴木惇弘氏】 ●鈴木惇弘氏: 「年甲斐もなく出たというのは、あまりにも世の中が変な方向に行くんじゃないかなと。年齢関係なく乾坤一擲(けんこんいってき)ドン・キホーテとしてやっていきたい」 無所属で出馬する、薬剤師の鈴木惇弘(すずき・よしひろ)さん(82)。 「今の政治の体質を変えるべき」と話し、選挙戦には「果報は寝て待て」の心で挑むとしています。 衆院選は、27日投開票です。