何が優勝した小祝さくらと11位に崩れた渋野日向子の明暗を分けたのか?
「風に影響されない球を打てた回数は多かったので、かなりよかった一日。収穫はあったし、まだまだだけど今年の試合では一番得るものがあった。風とはお友達になりかけました」 渋野は、実りの一週間を強調したが、風があるとないとではショットの精度は明らかに違った。 4月1日には海外メジャーの今年初戦「ANAインスピレーション」が控える。海外ツアーの風は国内ツアーのそれよりもさらに厄介である。 昨年までのスイングを一度完全にバラバラにして、新たなスイングを再構築の途中だけに、小祝のように風に負けないショットを手に入れるには、もうしばらく時間がかかるのかもしれない。渋野の対応力、進化のスピードが問われることになる。