イタリア代表、歴代ストライカーの系譜(5)悲しい… 21世紀の悪童…! 最強クラスの才能も持て余して
イタリアといえば堅守を象徴する“カテナチオ”が有名だが、一方でその守備をかいくぐってゴールネットを揺らす優秀なストライカーたちも輩出されてきた。ひと癖もふた癖もあるエースたちは、世界の舞台でも存在感を発揮している。2006年にはワールドカップ優勝も果たしたイタリア代表で、各世代のエースストライカーを担った選手たちの系譜を振り返る。
マリオ・バロテッリ 生年月日:1990年8月12日 個人成績(2014):3試合出場/1得点0アシスト インテルで17歳にしてトップチームデビューを飾った神童は、才能を持て余し、素行不良の面ばかりが目立って悪童のイメージが定着したまま30歳となった。2010年南アフリカワールドカップ直後にイタリア代表デビューしたが、これまでさしたる実績を残せていない。 チェーザレ・プランデッリ監督が率いた2010年代前半のイタリア代表ではEURO2012や2013年FIFAコンフェデレーションズカップにも参戦。しかし、2014年のブラジルワールドカップではグループリーグ初戦のイングランド代表戦で1ゴールを挙げたのみで、イタリア代表を2大会ぶりの決勝トーナメント進出に導くことはできなかった。
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