侮るな!食後の眠気&だるさ…大病も招く「糖質疲労」の正体や対策
今日からできる!糖質疲労改善法(2)カーボラストで血糖値上昇を抑制
カーボとは炭水化物の事。すなわち炭水化物を最後に食べる方法が「カーボラスト」です。インスリンの分泌を促すインクレチンの分泌は、たんぱく質や脂質を摂取してから、20~30分後という研究結果があるそうです。野菜を先に食べる「ベジファースト」という概念がありますが、先生によると脂質やたんぱく質が先でも構わないとの事。一番重要なのは、炭水化物を最後に食べる事だそうです。
今日からできる!糖質疲労改善法(3)スロトレで筋肉量をアップ
スロトレとは、スロートレーニングの略。その名の通りゆっくりとした動作で行う筋トレの方法です。先生によると、スロトレはマシンを使った時と同じくらいのトレーニング効果が得られる一方で、マシンを使う時よりも安全性が高いと考えられているそうです。 <先生オススメ「スロースクワット」> ▼両足を肩幅より少し大きく広げて立つ ▼両手を前に出し3~5秒ほどかけてお尻を下ろす ▼両手を前に出し3~5秒ほどかけてお尻を上げる 負担が大きい場合は、椅子などを支えにしてもOKだそうです。 (※無理のない範囲で行ってください)
優先すべきは糖質の量!
先生によると、基本的には糖質の量が食後の血糖値の上昇幅を決めるとの事。そのため、3つの改善法の中でも一番優先すべきは「ロカボ」。糖質を控えても食事で満足感を得られるように、おかずを先にしっかりと食べるように意識すると良いそうです。糖質疲労を放置していると、メタボリックドミノがどんどん倒れていく恐れがあるので、食後に眠気やけだるさを感じている人は、ぜひロカボを意識してみてください。 (2024年9月15日(日)放送 CBCテレビ『健康カプセル!ゲンキの時間』より)
CBCテレビ