経営が心配になるお値段…!サイゼリヤの「400円モーニング」が神コスパだった
喫茶店やレストランが、朝の時間帯にドリンクやトーストなどのメニューを割安価格で提供するモーニングサービス。名古屋の喫茶店が始めた文化とされていますが、最近では大手外食チェーンも数多く提供しています。 そんなチェーン店の外食モーニングをこよなく愛するブロガー、大木奈ハル子さんがお届けする本連載。第20回となる今回、訪れたのは「サイゼリヤ」です。 【東洋経済オンラインで2023年4月15日に公開した記事の再配信です】 【写真】サイゼ、モーニング実施のわずか4店舗は?
ハンバーガーショップや牛丼チェーン、ファミリーレストランなど、大手飲食チェーンがしのぎを削っているジャンル、それがモーニングです。 チェーン店モーニングのなかには、全店舗で実施されているものもあれば、一部店舗限定というものもあります。 今回ご紹介するのは、「ガスト」に次いで、国内第2位の店舗数を誇るファミリーレストラン「サイゼリヤ」のモーニングです。 「サイゼリヤ」は、世界で約1500店舗、国内に1000店舗以上を展開する大規模チェーンながら、モーニングメニューがあるのは日本で4店舗のみ。知る人ぞ知る、貴重なモーニングをレポートします。
■サイゼリヤの店舗限定モーニング400円 今回訪れたのは、東京の湾岸エリアにある約200席の大型店舗。平日は近隣のオフィスビルのサラリーマンたちで賑わい、休日は実物大のガンダムを見学にきた観光客や、買い物客で賑わいます。 モーニングメニューの提供時間は、平日の朝8時から11時までです。 私がオーダーしたのは税込400円の「サラダセット」。 新鮮サイドサラダ トースト 目玉焼き ポテト バター ポークソーセージ
ドリンクバー がセットになっています。 もう1種類、サラダの代わりにコーンクリームスープが付いた「スープセット」も同価格で提供しています。 提供内容はトーストに目玉焼きとドリンクという、喫茶店の定番モーニングなのですが、価格とボリュームのバランスがどうもおかしい。 周辺飲食店はコーヒー1杯が400円以上するのがザラのエリアで、このボリュームのモーニングがドリンクバー付きで食べられるというのは、脅威です。