横浜FM上島拓巳が「非常に熱意あるオファー」を受けた福岡に完全移籍! 5年ぶりの古巣復帰
アビスパ福岡は12日、横浜F・マリノスのDF上島拓巳(27)が完全移籍で加入することを発表した。2020シーズン以来、5年ぶりの福岡復帰となる。 【写真】「超絶大型補強」「これは優勝確定」神戸の公式発表にファン歓喜 上島は2019年に柏レイソルでプロキャリアを始め、2020年に当時J2の福岡へ期限付き移籍。主力としてJ1昇格に貢献した。翌2021年から柏に復帰し、2023年には横浜FMへ完全移籍。今季J1リーグ戦では26試合に出場した。 福岡復帰にあたり、クラブ公式サイト上で「アビスパ福岡から離れてからの4年間で、クラブはJ1リーグに定着し、ルヴァンカップ優勝など着実に成長している姿を見てきました。そして今回クラブとして、J1リーグでの上位争い、ACLE出場、そしてより多くのタイトル獲得という次のステップに行くために力を貸してほしいという非常に熱意のあるオファーをしていただきました」と経緯を語っている。 そして「僕自身がこの4年間でどれだけの成長をできたのかは分かりませんが、すばらしいクラブでたくさんの経験を積むことができました。自分の持っている全てをこのクラブに注ぎ、アビスパ福岡のために熱く闘います!」と誓った。 以下、クラブ発表プロフィール&コメント全文 ●DF上島拓巳 (かみじま・たくみ) ■生年月日 1997年2月5日(27歳) ■出身地 千葉県 ■身長/体重 186cm/82kg ■経歴 ユーカリが丘サッカークラブ-柏U-12-柏U-15-柏U-18-中央大-柏-福岡-柏-横浜FM ■出場歴 J1リーグ:93試合 J2リーグ:51試合2得点 カップ戦:25試合 天皇杯:7試合 ACL:11試合 ACLE:6試合 ■コメント ▽福岡 「皆さんお久しぶりです。 5年ぶりにアビスパ福岡でプレーさせていただくことになりました。 アビスパ福岡から離れてからの4年間で、クラブはJ1リーグに定着し、 ルヴァンカップ優勝など着実に成長している姿を見てきました。 そして今回クラブとして、J1リーグでの上位争い、ACLE出場、 そしてより多くのタイトル獲得という次のステップに行くために力を貸してほしいという 非常に熱意のあるオファーをしていただきました。 僕自身がこの4年間でどれだけの成長をできたのかは分かりませんが、 すばらしいクラブでたくさんの経験を積むことができました。 自分の持っている全てをこのクラブに注ぎ、アビスパ福岡のために熱く闘います!」 ▽横浜FM 「このたび、アビスパ福岡へ移籍をすることになりました。 まずは公式戦61試合という過密日程の中、結果が出なくても、遠く離れた異国の地でも応援し、サポートしていただいたファン・サポーターの皆さん、本当にありがとうございました。 この2年間でタイトルを取ることができず、一緒に喜ぶことができなかったことがとても心残りです。特にクラブとして悲願でもあるACLのタイトルを目前にし、2,000人ものファン・サポーターの皆さんの後押しがあったにもかかわらず、残念な結果になってしまったことが今でも本当に悔しいです。もっとこうしておけばよかったと今でも思います。 その気持ちを忘れたことはないですし、レギュレーションが変わったACLEになってからも、忘れ物を取りに帰るという気持ちで常に戦っていました。 そしてグループリーグの突破が目前になり、来年の決勝トーナメントに向けてという中でこの決断をしました。 長い間悩みましたが、この決断に後悔はありません。あとは横浜F・マリノスのすばらしい仲間たちに託しました。2年間という短い時間でしたが、横浜F・マリノスでプレーできた時間は本当にすばらしいものでした。僕のサッカー観を変え、選手としても、1人の人間としても大きく成長できたと思っています。来年からは対戦相手になりますが、横浜F・マリノスのアタッキングフットボールに自分なりのスタイルで抑え込みます。 2年間本当にありがとうございました!」