電車の中吊り広告をふと見たら…… “ぶら下がっていたもの”に思わず二度見! 「これは天才」「発想が素敵すぎ」と280万表示
たまたま乗った電車の中吊り広告で見つけたものは……? 普段は見慣れないすてきな風景が、X(Twitter)で280万回以上表示され7万件以上の“いいね”を獲得するほど話題です。 【画像】話題の中吊り広告 投稿者は、建物や駅、自然などを中心に“見納めに近い風景”や“珍しい風景”を紹介しているXユーザーの「Last scape _最後の風景」さんです。 Last scapeさんが「たまたま乗り合わせた列車の中吊り広告が面白かった」と公開したのは、名古屋鉄道(名鉄)の車内画像です。中吊り広告をよく見ると……なんと、真空パックされた本物のドライフラワーがいくつもぶら下がっています! 実はこれ、名鉄が電通名鉄コミュニケーションズと連携し、10月28日から展開している「うえむくとうわむくプロジェクト」の第一弾なのです。企画の発端は、花卉(かき)出荷量全国1位の愛知県内で課題となっていたフラワーロス。ほんの少し茎が曲がっていたり、予定より早く咲いてしまったりしたために捨てられる花が多く、フラワーロスは経済的損失だけでなく環境問題のひとつにもなっています。 同企画では廃棄予定の生花を買い取り、ドライフラワーフローリストの堀祐次郎さんとコラボしたドライフラワーを真空パックにして、運行中の1編成内で中吊り広告として掲出。「中吊りを見る(うえむく)と、気持ちや世の中が良くなる(うわむく)」きっかけになるようなメッセージが込められており、掲出後のドライフラワーは希望者に無料配布されるとのことです。 Last scapeさんはこの企画を知り、「最近の名鉄は目の付け所が変わってきていて、これからの取り組みが楽しみだ」ともコメントしました。 見上げたらドライフラワーが目に入るというすてきな中吊り広告に、Xでは「これは天才」「発想が素敵すぎるー!!」「これいいなぁ……考えた人GJ(グッジョブ)」「これは見てて楽しいかも」「乗ってみたい……!」などさまざまな反響が寄せられています。 画像提供:Last scape _最後の風景さん
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