都内で肌荒れ受診者増加…肌のトラブル「枯れ肌」この時季こそしたいケアとは 10~20代男性“10人中9人”が対策…男女使えるスキンケア商品に注目【しってる?】
肌トラブル「枯れ肌」による、受診者が増加している。夏の紫外線でダメージを受けた肌が急な乾燥で荒れ、シミやシワが悪化するケースが多い。医師によると、低刺激の洗顔料や保湿を推奨している。 【画像】冬の乾燥により炎症やシミ、シワを引き起こす肌の仕組み(合計7枚)
枯れ肌対策は“保湿”がカギ
冬の足音が近づき、一段と湿度も下がってくる。そんな中、暑さでダメージを受けた肌に乾燥が加わり、荒れてしまう肌のトラブルが「枯れ肌」だ。 放置しているとシミやシワが悪化してしまう原因にもなる「枯れ肌」に、この時季にこそやっておきたいケアを取材した。 竹俣紅キャスター: 21日、都内の皮膚科には肌の異常を訴える患者さんたちの姿がありました。 患者: 赤み、ニキビとかも出るようになって、気になったので1~2カ月(前)ですかね。 患者: 急に寒くなってきたので一生懸命保湿しても乾燥しているのが気になって、この辺(口の周り)とか目の周りとかがシワが目立つなとか思って。 竹俣キャスター: 寒さと共に肌が乾燥してきたことで、肌荒れやシワが気になり受診したと言います。 自由が丘クリニック・古山恵理医師: 医学用語ではないんですけれども、「枯れ肌」という状態で良いと思います。 竹俣キャスター: 先生の説明で出てきた「枯れ肌」は、この時期特有の肌のトラブルなんです。 自由が丘クリニック・古山恵理医師: 夏の紫外線のダメージを受けて、今ちょうどそういうのが出てきているという方も多いです。急に寒くなって乾燥もしてきて、肌の状態が変わったなと感じている方がとても多いです。10月~12月ぐらいまでが、枯れ肌という状態かなと思います。 竹俣キャスター: この「枯れ肌」は、2024年の急な寒暖差が大きく影響しています。夏の紫外線のダメージを受けた肌はバリア機能が低下し、本来はゆるやかな季節の移ろいとともに代謝で健康な肌に生まれ変わるはずが、夏に弱った肌に急な冬の乾燥が加わり、シミやシワに加え、かゆみや炎症が起きると言います。 古山医師によると、枯れ肌対策として、低刺激の洗顔料で顔を洗い、ピーリングジェルなどで古い角質を落とし、最後にしっかり保湿することが大事だと言います。 取材した「銀座ロフト」には、多くのスキンケア商品が並ぶ中、今増えているのが男性向けの商品です。 銀座ロフト広報室・谷本知夏さん: 男女問わずご利用いただける商品が増えていて、男性の方もスキンケア用品を手に取りやすくなっております。 竹俣キャスター: 渋谷で、10代から20代の男性に話を聞きました。 20代: 化粧水と乳液だけつけるようにしています。あとは日焼け止めだけしています。一年中だいたいそうです。 20代: 顔パックやったことあります。月1ぐらいですかね。母親がやった方がいいよって言ってくれているので。