【漫画】他人の子に砂をかけた! 公園に現れた“非常識な女”に周囲騒然 すると、初老男性が登場 意外な結末に<作者インタビュー>
ある迷惑な母親について描いた漫画「砂かけババァ公園に現る」が、Instagramで多数のいいねを集めて話題となっています。 【漫画】本編を読む ブランコで遊んでいた子どもに、「うちの子に譲って」「早くして、邪魔」と言って砂をかけた女性。実は彼女は保育園でも有名な母親で…。Instagramで公開された漫画が、多くのいいねを集めて話題となりました。
近所にいた人の話を基に制作
この漫画を描いたのは、ブロガーでベビーカレンダー公式インフルエンサーも務める、「家事しないと死ぬ旦那を描いてる人」さんです。Instagramとブログ、Kindleで作品を発表しています。「家事しないと死ぬ旦那を描いてる人」さんに、作品についてのお話を聞きました。 Q.漫画を描き始めたのは、いつごろからでしょうか。 家事しないと死ぬ旦那を描いてる人さん「以前から、フリーランスで漫画のアシスタントや執筆を請け負っていました。今のような形で漫画を描き始めたのは2年前からです」 Q.このエピソードを漫画にした理由を教えてください。 家事しないと死ぬ旦那を描いてる人さん「このエピソードは、半分実話で半分フィクションです。近所に、本当に子どもたちに砂を蹴り上げる迷惑行為をして、小学校や幼稚園から『要注意人物』とされた人がいました。その人が来る公園には、子どもたちが誰も近寄らなくなったそうです。被害に遭われたお子さんも、その親御さんも嫌な思いをされたでしょうし、話を聞いた自分も嫌な気持ちになりました。 このエピソードを元に、せめて漫画の世界だけはハッピーエンドになってほしい、スカッと気分良くなってほしい、という思いを込めて、描きました」 Q.物語では「じいじ」がヒーローですが、実際にこのような迷惑行為をする人に遭遇したら、注意すべきだと思いますか。 家事しないと死ぬ旦那を描いてる人さん「自信があれば止めません(笑)。が、状況によりけりです。しかし、自分の子どもが実際にそのような被害に遭ったのであれば、やはり相手に注意すべきです。 われわれの社会は、自分が思っているほど安全ではないと肌で感じます。児童に対する保育園の虐待や、見ず知らずの人から受ける非常識な加害事件のニュースを見聞きすると、保護者もリミッターを外さないと子どもを守れない社会になっているのではないか…という思いが、頭をよぎります。 しかし、皆さん実際は『ぶっちゃけ、こんなトラブルの対応はめんどくさい(笑)』とも思っているはずです。われわれは皆、暇ではないので、緊急回避をするのが一番の得策だと思います」 Q.漫画「砂かけババァ公園に現る」にどのようなコメントが寄せられましたか。 家事しないと死ぬ旦那を描いてる人さん「基本的にストーリーの展開に肯定的なコメントばかりでした。私は両親が共働きだったので、この作品に出てくる『みっちゃん』のように祖父母に育ててもらいました。 祖父は、当時としては珍しいイクメンで、幼少期の母もよく面倒をみてもらったそうですが、周囲からは『男性が子どもを連れているなんて気持ち悪い!』と言われたり、ベビーカーを押していたらクスクス笑われたりしたそうです。また、『男の人が育児しているのはおかしい! 働いていないのでは?』(夜勤で働いていました)とヒソヒソ言われた、と聞いたこともありました。 なので、この作品で描いた『祖父が公園に孫を連れて行くこと』について、何か言われるかなと思っていましたが、特に何も言われませんでした。今は、私のように祖父母に育てられた人は、あまり珍しくないのかもしれません」 Q.今後取り組んでいきたいテーマはありますか。 家事しないと死ぬ旦那を描いてる人さん「家事をしないダメな旦那や、ダメな男こと『ダメンズ』を描くのが大好きなので、今後も心折れることなく描き続けたいと思います。あと、おじフェチなのでイケおじも描いていきたいです」
オトナンサー編集部