どうして私はモテないの? 専門家が指摘する5つの行動パターン。
恋人が欲しいのに、なかなかできないと悩むあなた。その原因はあなたにあるのかも? 縁遠くなりがちな行動をフランスの専門家が指摘する。 恋人が欲しいのに、なかなかうまくいかない。愛想は悪くない方だし、出会いのチャンスもある。なのに、どうも発展しない。デートをしても次のお誘いがこない。大勢が集まるパーティーでもダメだった。こうして少しずつ自尊心が傷ついていき、毎日がつまらなく感じるように。 でも「私たちは誰でも恋愛能力を持っています」と心理学者で心理療法士のリーヌ・ムレイは言う。せっかく出会っても恋愛に結びつかないのは、なんらかの心理的抑制や行動パターンのせいだそうだ。それはどんなものなのだろう。
1. 受け身すぎる態度
自分から行動を起こさず、相手からのアプローチを待つような受動的な態度になっていないだろう? 「どうすればいいかわからない、自分はいつも友達どまり、とやけになる人もいますね」とリーヌ。だがそれは自己防御反応のせいかもしれない。 苦しみたくないし傷つきたくもない。だから恋愛の第一歩を自分から踏み出そうとしないのだ。
2. 完璧な自分しか見せない
誰だってできるだけ素敵な自分を見せて好かれたい。でもやりすぎて「完璧な」自分しか見せない人がいる。「しかしながら、個性というものは、欠点とか性格の癖から生まれるものです。魅力的に見せようとして、こうした部分を全部隠してしまうと、薄っぺらで近寄りがたい人という印象を与えてしまいます」とリーヌ・ムレイは指摘する。そうするとなかなか恋愛に発展しなくなる。 逆にありのままの自分をさらけだせば、ちゃんと自分に興味を持ってくれる相手が出てくるかもしれない。
3. 相手への要求水準が高過ぎる
相手に求める基準を高く設定しすぎることで、縁遠くなってしまう場合もある。「どういう相手がいいか、あまりにも正確なイメージと高い要求水準があるため、そこから外れている人から好意を寄せられても、気づきもしなかったりします」と心理学者は説明する。 この傾向は出会い系アプリやSNSの普及で強まったそうだ。「多くの人と簡単に繋がれるため、こうしたプラットフォームでは付き合うのも別れるのも速いです。簡単に代わりが見つかると思えば、相手のことをじっくり知るより、ちょっとでも嫌な点があれば、すぐに次、ということになってしまうのです」とリーヌ・ムレイ。