どうして私はモテないの? 専門家が指摘する5つの行動パターン。
4. 不適切な相手ばかり選んでしまう。
うまくいかないとわかっている相手を選んでしまうこともある。「たとえば、もう相手がいたり、既婚者だったり、遠くに住んでいる人としか付き合ったことがない」という場合、そうした人を選ぶ癖がついているのではないか、とリーヌ・ムレイは指摘する。 それは単なる偶然というよりも、「自尊心が低く、自分が原因で別れることには耐えられない。なので、どうせうまくいかない相手にしか好意を抱かないのです」
5. なんらかのトラウマがある。
過去に傷ついた経験がある場合、それがその後の恋愛に影響を及ぼすことがある。たとえば両親の行動に影響されている場合がある。「両親がしょっちゅう喧嘩していたり、夫婦仲が悪かったりした場合、それが子どもの恋愛観に悪影響を与えることがあります」と心理学者は指摘する。 相手に対して警戒心が強くなり、なかなか打ち解けられず、冷淡な態度をとって距離をおいてしまうため、やがて相手も足が遠のく。過去の失恋が同じような防御メカニズムを引き起こすこともある。
悪循環
こうした行動パターンは悪循環を引き起こし、恋愛のチャンスがどんどん減ることになる。「誰にもモテないと思いこむと、自分を卑下しはじめます。自分に問題があると思うようになるのです。自尊心は低下する一方で、誰とも打ち解けなくなり、恋愛のチャンスはさらに遠のきます」とリーヌ・ムレイは言う。そうするとまたしても不適切な相手を選んでしまったり、気になる相手につれない態度をとってしまう。 この悪循環を断ち切るためには、なぜ恋人が欲しいのかをまずはじっくり考えるよう、心理学者はアドバイスする。 「恋人ができれば毎日が充実するだろうと過剰な期待をしていませんか? 独りでいることが問題だとかつらいと思わず、この時間は自分自身を発見して好きになり、自分を磨くための豊かな時間だとまず考えることです」
text: Louise Servans (madame.lefigaro.fr)