今すぐ試せる! 最新ChatGPT活用のコツ:生成AIマーケティングで“差を生む”考え方
シュプレマティスム柄の男性用シャツをデザインして
と頼んでみたところ、白地をベースに赤、青、黄色、黒などの原色を使った、アート風のシャツの画像を出力してくれた。とはいえ、このデザインでシャツをオーダーメイドするのはハードルが高い。そこで、ChatGPTがデザインしたシャツをGoogleの画像検索をしたところ、似た画像がいくつか表示された。そこからECに遷移して、気に入ったシャツを無事購入した。
なお、ECサイトがアメリカのビンテージ服を販売している通販サイトだったため、サイズの表記がわかりにくく、プロダクトサイズのキャプチャーをChatGPTに送って以下のように質問したという。 この服を買おうと思っているんですが、わたしに合うサイズはどれだと思いますか? 173cm 57kgの男性です すると、次のように回答したという。 MサイズかLサイズが適しているかもしれません ┌────────── ちなみに今日着ているこのシャツが、エピソードで話した服です。私としては結構しっくりきているので、精度が高かったんじゃないかなと思います(中原氏) └────────── ■ Scene3:この食事で栄養素が足りているか判別してもらう 日々の食事について、「何か足りない栄養素あるかな」「夕飯どうしよう」と考えることはよくあるだろう。これも、食事の写真を撮って、
分析して栄養とカロリーを教えてください とChatGPTに質問すると、何がどのくらい含まれているかを教えてくれる。数値で出されてもピンとこない場合は、 成人男性の1日の摂取量と比べてどうなのか と質問すれば、栄養素の過不足を教えてくれる。さらに、 それを踏まえると夕食は何を食べたらいいかおすすめを教えて と質問すると、足りていない栄養素を補えるメニューを出してくれる。
ChatGPTの日常使いで得た着想が、そのまま仕事に活きる
ChatGPTの日常使いの例を3つ紹介したが、それぞれの使い方には「大元にある着想」が存在すると中原氏は語る。 ・Scene1:わからない用語をAIに解説してもらう ・Scene2:下書きを作ってもらう/他のシステムと合わせて使う ・Scene3:画像の読み取り ┌────────── 特に、Scene2は“AIだけで何かを完結させようとしない”ことのわかりやすい例です。服を作るところまでAIにやらせるのではなく、Google画像検索を使って探してみる。他のシステムと合わせて使うというのは重要な発想です(中原氏) └──────────