「シニアはネットショッピングが苦手」はもう古い? 実際に苦手と答えた人は7.3%【アスマーク調べ】
アスマークは、若者とシニアに関するアンケート調査を実施した。若者世代(15~34歳)とシニア世代(60歳以上)がお互いにどのようなイメージを持っているのかなどについて、800名を対象に調査している。
貯金額、若者・シニアともに「50万円未満」が1位
まず、若者とシニアの貯金額についてそれぞれ聞くと、若者では「50万円未満」が33.3%で最も多く、ついで「300~500万円未満(13.8%)」、「100~200万円未満(12.0%)」と続いた。シニアでは「50万円未満」が17.3%、「3000万円以上」が16.3%と割れていた。
一方で、シニアが思う「若者が貯めているであろう貯金額」を聞くと、「50~300万円」をイメージする人が実際よりも多いようだった。また、若者が思う「シニアが貯めているであろう貯金額」についても、多めにイメージしている人が多く、特に「50万円未満」の割合などで差が見られた。
続いて、ライフスタイルの中で苦手なものについて若者・シニア間でのイメージギャップを見ると、シニアでは64.8%の人が「若者は早起きが苦手」と思っているが、実際は31.3%にとどまった。また、若者では50.0%の人が「シニアはオンラインショッピングが苦手」と思っているが、実際に苦手と答えたシニアは7.3%となった。
対人関係の中で苦手なものについてのギャップを見ると、シニアでは43.5%の人が「若者は人に合わせることが苦手」と思っているが、実際は15.5%と差があった。また、若者はシニアが「人に注意すること」はそれほど苦手ではないと思っていたが、実際は37.5%の方が苦手と回答していた。
年齢差があっても「相手からくるようなら仲良くしたい」が約半数
両世代に対し、年の離れた相手と仲良くしたいかを聞くと、若者・シニアともに約半数が「相手からくるようであれば仲良くする」と回答した。性年代別で見ると、「絶対に仲良くしたくない」と回答した割合が若者の男性では11.5%と高く、シニアの男性と大きな差があった。