小泉進次郎氏が谷川俊太郎さんを追悼 設立に尽力した「ふたば未来学園」校歌の歌詞を担当の縁
自民党の小泉進次郎・政治改革本部事務局長は20日までに自身のX(旧ツイッター)を更新し、老衰のため13日に92歳で亡くなった戦後の日本を代表する詩人、谷川俊太郎(たにがわ・しゅんたろう)さんを、追悼した。 谷川さんは、復興政務官時代の進次郎氏が設立に尽力した福島県広野町の中高一貫校「ふたば未来学園」の校歌「ふたば未来学園の歌」の歌詞を担当したことで知られる。 進次郎氏は19日夜、Xに「私が建学から応援している福島県立『ふたば未来学園』の校歌の歌詞は今日訃報が届いた谷川俊太郎さんが作詞してくださいました」と記し、歌詞の全文を紹介。シンプルな言葉が重なり合いながら、1つの人生訓を構築するような内容を念頭に「本当に素晴らしい歌詞です。ふたば未来学園の校歌の歌詞をご紹介し、谷川さんに心からの感謝と哀悼の意を表します」と、しのんだ。 同校は、2011年の東京電力福島第1原発の事故の影響で避難生活を余儀なくされ、困難な教育状況に置かれた双葉郡8町村の子どもたちの「教育の復興」を目的に、2015年4月に開校。校歌は、歌詞を谷川さん、作曲を箭内道彦氏、プロデュースを秋元康氏がそれぞれ担当した。