世界選手権代表の佐藤駿、優勝「楽しく最後まで滑ることができました」インカレ・フィギュアスケート男子
日本学生氷上競技選手権(インカレ)最終日は7日、甲府市の小瀬スポーツ公園アイスアリーナなどで行われ、フィギュアスケート男子は米ボストンで3月に行われる今季の世界選手権に日本代表で出場する佐藤駿(20)=明大=が合計243・64点で優勝した。 ショートプログラム(SP)を首位発進した佐藤は4回転フリップなど2本のジャンプで転倒したが、他の構成要素を無難にまとめてフリーも1位の150・67点をマーク。 演技を「楽しく最後まで滑ることができました」と振り返った。 昨年12月の全日本選手権はまさかの7位。年明け初戦のインカレで苦い思いを拭い去ろうと思っていたが、願いはかなった。気持ちも吹っ切れたようで「調子を取り戻すいいきっかけになる試合になったかな」と”再出発”への手応えを感じていた。
中日スポーツ