神戸はFW大迫とDF酒井が全体練習に合流 天皇杯決勝に間に合った
神戸が19日の練習を公開。10日の東京V戦を欠場したFW大迫勇也(34)とDF酒井高徳(33)が全体練習に合流。23日の天皇杯決勝・G大阪戦(国立)に間に合った。吉田孝行監督(47)は「今のところは順調」とうなづいた。 ボールを使った練習でも大迫は軽快な動きを披露。練習後もGKを相手にシュート練習して汗を流した。大迫は報道陣がMF井手口陽介(28)を囲んでいる後ろを「頑張ります。あとは陽介に聞いてくださ~い」と笑顔で通過。リラックスした表情だった。 後ろを通過された井手口にとってG大阪は古巣。「特に意識はしていない。目の前の試合に集中してやっていこうというのがチームの方針で、その1試合に変わりはない。決勝だからといっていつも以上の力が出るわけじゃない。チームとしていつもやっていることを出せば勝つ確率は上がるんじゃないかなと思います」と淡々と話した。G大阪にはリーグ戦で1分け1敗と勝てていないが「守備がすごく改善されている印象が強い」と警戒していた。