FC東京、6戦ぶり敗戦 数少ない収穫は18歳の佐藤龍之介「残り3試合でスタメンをつかみとりたい」
◇3日 J1第35節 FC東京0―2湘南(味スタ) リーグ戦でわずか2勝の味スタにまたも勝利の凱歌(がいか)は響き渡ることはなかった。湘南相手に前半終了間際と、後半開始直後に失点して0―2で敗れた。 6戦ぶりの敗戦の中で、佐藤龍之介が4月27日の新潟戦以来今季3試合目の出場となった。後半37分からピッチに立つと、「楽しもう」とボールを要求し続けた。 「自分はボールを持つことで価値を証明される選手。自分一人の力じゃないけど、自分が入ったことで前向きなプレーが増えてみんなの矢印がゴールに向かったと思う」 中盤に入った佐藤がボールを動かし、周りとつながることでチーム全体に動きも出ていた。 ゴールやアシストはつかなかったが、次節に向け「チームの勝利を求めていきたいし、より試合に出たいと思った。残り3試合でスタメンをつかみとりたい」と言葉にした。18歳のプレーが数少ない収穫だった。
中日スポーツ