“日曜日の悲劇”サッカー場パニックで出口に数百人殺到…審判の判定めぐり観客が投石・暴徒化 子ども含む50人以上死亡 ギニア
FNNプライムオンライン
西アフリカのギニアのニュース番組で「日曜日に起こった悲劇にギニア政府は深い哀悼の意を表します」と述べたニュースキャスター。 “日曜日の悲劇”が起きたのは、サッカーの決勝戦。何があったのでしょうか。 映像では、押し寄せた大勢の人たちがパニック状態に。 画面奥では、身動きのとれない人々を踏みつけるように人の上を走る人の姿も確認できます。 助け出そうとしているのか、手や足を引っ張る人々の姿も。 混乱のきっかけは、12月1日、試合の審判の判定を巡り、抗議する観客が石を投げるなどしたことから一部が暴徒化。 治安当局は催涙ガスを使い鎮静化を図ろうとしましたが、何百人もの人々がスタジアムから脱出しようと出口に殺到。 折り重なるように倒れたのです。 パニックの中、逃げ惑う人々の中には、頭を守ろうとしたのか椅子をかぶる観客や、壁をよじ登ってスタジアムから離れようとする人々も。 この事故で、少なくとも56人が死亡。 犠牲者には子供も含まれていたということです。
フジテレビ,国際取材部