「中学生の頃、性行為中に電気コードで彼女を縛って…」経験人数1000人超えの“カリスマ緊縛師”(40)が語る、「縛り」に目覚めた“意外なきっかけ”
カリスマ緊縛師としてその名を轟かせている鵺神蓮(やがみ・れん)さん(40)。近年、緊縛が日本の“文化”として世界的な注目を集めており、鵺神さんもグローバルな活躍を見せている。 【衝撃画像】女性が“あられもない姿”で縛られて…カリスマ緊縛師・鵺神蓮さんの“スゴすぎる緊縛術”をすべて見る とはいえ、世間的には緊縛が身近な存在とは言い難い。なぜ彼は、そんな世界に自ら足を踏み入れることになったのか。幼少期の家庭環境や、初めて「縛り」に目覚めた中学時代、「縛り」の道に入ったきっかけなどについて、話を聞いた。(全2回の1回目/ 2回目 に続く) ◆◆◆
「ザ・昭和の父親」のもとで育った幼少期
――鵺神さんは、幼少期から少し変わった性癖をお持ちだったそうですね。 鵺神蓮さん(以下、鵺神) 当時は気づいてないですけど、幼稚園や小学校の頃から人と違っていたなと思います。要は、加虐行為によって性的興奮を覚えてしまうんです。好きな人や信頼してる人に対しても、そういう行動を取ってしまう。私は人よりも倫理感や罪悪感が薄いのかもしれません。 ――その性癖は、ご自身の生い立ちが影響している? 鵺神 そんなに特殊な生い立ちでもないんですけどね。両親はいたって普通で、共働きで料理屋を営んでいました。親父は料理人で、ザ・昭和って感じの男で。 兄弟もいなかったので、子どものときは1人で遊ぶことが多かったです。 ――お父さまはどんなところが「ザ・昭和の男」だったのですか。 鵺神 小学校高学年の時、親父が突然、私のことをバーンって1発ビンタしてきたんです。そしてそのあとに「殴るぞ!」って言ったんですよ。 私が「もう殴ってるじゃないか!」って反論したら、親父が手のひらをパーにして「馬鹿野郎。これは“張る”っていうんだ。殴るってのはな、拳で殴ることを言うんだよ。辞書を引け、バカ!」と怒られました。 とにかく日本語に厳しくて細かい男でしたね。「だから勉強ができないやつはダメなんだ」とよく言われてました。
母親は銀座のお姉さんで、彼女もいわゆる“昭和の女”だった
――豪快ですね。 鵺神 ある日、親父に前蹴りされて、その勢いでふすまを破って倒れたことがあったんです。すごく痛がりながら涙目で睨んだら、私に向かって親指を突き出しグッドポーズをしたんですよ。普通の父親なら、息子がそんなふうになってたら「大丈夫か?」の一言くらいあるでしょ(笑)。 私に柔術を習わせたりしていたので、息子と思う存分戦うような“親子げんか”がしたかったんだと思います。スパーリングパートナーみたいな。戦ったうえで、しっかり叱りたかったのかなと。